2017/09/21

アイルランドで感じたアイリッシュ・セッションの本質

 パイントグラスに注がれる琥珀色の泡が底に沈む様子を、僕はカウンター 越しに「おあずけ」 をされている犬のように待っていた。  「ここのパブのギネスはアイルランドでも一番うまいんだ」と友人でフル ート奏者のキアラン・サマーズ(Ciaran Somers)がためらいもなくお国自 ...

2017/09/10

「ケルトの笛屋さん」実店舗がオープンします

◎「ケルトの笛屋さん」実店舗がオープンします  日本で初めての本格的な伝統音楽ショップを開くことがここ数年の目標でした。いよいよその目標が実現します。 これまで笛を中心にインターネットで販売をしてきた「ケルトの笛屋さん」のショールーム/お店が「ケルトの笛屋さん fie...

2017/08/24

伝統音楽とナショナル・アイデンティティー スウェーデン音楽とウェールズ音楽を観察して

伝統音楽とナショナル・アイデンティティー    スウェーデンとウェールズを観察して 移民問題に揺れるヨーロッパ各国を旅する中で、多くの伝統音楽家から移民問題についての意見を聞く機会があった。移民を積極的に受け入れることに対して反対の伝統音楽家からは、移民はヨーロッ...

2017/06/26

Fest-nozのこと

ブルターニュのダンスの集いFest-Noz(フェストノーズ、ブルトン語で夜の祭り)を見てきました。 ブルターニュではダンスと音楽と歌の伝統が残っており、年中季節を問わず、フェストノーズが開催されます。今回は、北部ブルターニュのCavanで、公共の会館を利用して開催されました。...

2017/06/25

Jean Michel Veillonの言葉

雅楽の龍笛、能管や篠笛について話してくれないか。私が初めて雅楽の笛を聴いた時、その音色はヴィブラートがなくまっすぐで、時間の感覚が西洋のものとは違うと感じたんだ。それはインドの古典音楽(ラーガ)を聴いた時にも感じた。 きっと、西洋でも古代はそのような時間の感覚だったのだろう。...