2017/04/21

「音楽のおくりもの」を配布開始しました。

ギフトブック・シリーズ第二弾「音楽のおくりもの」を配布開始しました。
こちらからお取り寄せください。

https://celtnofue.com/play/giftbook.html#02
「音楽のおくりもの」は24pのCD付き楽譜集です。

多くの方に伝統音楽に親しんでいただくために企画し、3000部を寄付によって配布します。

  アイリッシュの楽譜集といえばセッション・ダンス曲集がたくさん発行されていますが、一般の日本人にはまったくなじみがない曲ばかりで、演奏テンポが速くついてゆけないという声を多く聴きます。

 そこで私のレッスンでは、「庭の千草」「グリーンスリーブス」のような聴きなじみのある曲を通じて伝統音楽に導入しているのですが、そのような有名曲ばかりを収録した伝統音楽の楽譜集は、国内はもちろん海外にも存在しません。

 この楽譜集は、だれもが一度はCMやテレビドラマで耳にしたことがあるようなイギリス・アイルランドの伝統曲を含む合計35曲を収録しました。笛だけを想定した楽譜集ではないので、フィドルやアコーディオンなどアイルランド音楽の代表的な楽器はもちろん、オカリナ、リコーダー、二胡などほかのジャンルの楽器でも楽しむことができます。
ゆっくりで技術的に易しい曲が多いので、上記ギフトブック「ティン・ホイッスルを吹こう!」を終えたばかりの方や、楽器初心者には最適な曲集です。

 付属CDでは、伝統音楽の音色にも親しんでいただけるよう、5人の演奏家でCDを録音し、17種類の楽器を収録しました。

フルート、ピッコロ、ティン・ホイッスル、ロー・ホイッスル、オカリナ、リコーダー、2種類のバグパイプ、ハープ、ハンマーダルシマー、ピアノ、オルガン、フィドル、マンドーラ、ニッケルハルパ、コンサーティーナ、バウロンです。

この本を通じて、多くの方と音楽の喜びを分かち合えることを楽しみにしています。

〈収録曲〉
1.庭の千草
2.春の日の花と輝く
3.ミンストレル・ボーイ
4.ファニー・パワー
5.フォギー・デュー
6.ブライアン・ボルーのマーチ
7.勇敢なるスコットランド
8.ローモンド湖
9.アニー・ローリー
10.麦畑(故郷の空)
11.悲しみの岸辺/ウォーター・イズ・ワイド
12.マイ・ボニー
13.ヘクター・ザ・ヒーロー
14.スオ・ガン
15.とねりこの木立
16.夜もすがら
17.グリーン・スリーブス
18. 英国擲弾兵
19.リリブレロ
20.ソング・オブ・ザ・ウォーター・ケルピー
21.彼女は行く ~22.アイルランドの洗濯女
22.兵士の喜び~マクラウド夫人
23.わらの中の七面鳥~水兵のホーンパイプ
24.イエヴァン・ポルッカ~Ryan's polka
25.アン・ドロ An dro
26.ベツレヘムの夜
27.ウェックスフォード・キャロル
28.ひいらぎかざろう
29.エルノイ・デ・ラ・マーレ
30.オキャロランのすきま風
31.小さなひとりごとのワルツ2重奏
演奏:
hatao(ティン・ホイッスル、ロー・ホイッスル、アイリッシュ・フルート、アイリッシュ・ピッコロ、ソプラノ・リコーダー、テナー・リコーダー、どこでもパイプス、ACオカリナ)
nami(ピアノ、オルガン、ハープ)
大森ヒデノリ(フィドル、ニッケルハルパ、マンドーラ)
松阪健(イリアン・パイプス、コンサーティーナ、バウロン)
稲岡大介(ハンマー・ダルシマー)


2017/04/20

自転車旅行10日目 失敗と学び




4/11に自宅を出発してから9日経ち、静岡県三島市にきています。

先週金曜日の名古屋の講座の時に咳がひどく、ドラッグストアで市販の風邪薬買い、土曜日の春日井のコンサートと日曜日の浜松の
アイリッシュ・セッションではまだなんとか演奏ができたのですが、月曜日に体調が悪化。天気も悪く自転車での移動は無理だと判断して、豊橋で泊まらせてもらっていた音楽家/植物写真家のいがりまさしさんの厚意で名古屋の宿から自転車と荷物を車に積んで豊橋まで送ってもらいました(名古屋〜豊橋は80km)。

その日から40度近い高熱が出ました。苦しくて寝ていることしかできません。火曜日は内科に連れて行ってもらい、インフルエンザではないことが分かったのは良かったものの、処方された薬を飲んでも熱が下がらず僕のためにブッキングしてくださった浜松のセッションを欠席することになってしまいました。

体調が最悪でもここで出発しないと週末の逗子のコンサートに間に合いません。

水曜日にいがりさんが東京に向けて出発するということで、再び、自転車を載せて車で豊橋〜三島(150km)まで送ってもらいました。火曜日の浜松と水曜日の焼津のホテルはキャンセルしましたが、この体調で走っていたらさらに悪化して肺炎にでもなっていたでしょう。いがりさんには、厄介な客だったでしょうが、優しく親切にしていただき、本当に助かりました。

三島では水曜日・木曜日の2泊しました。ここでもほとんど寝ている以外のことはできず、かろうじて三島のコンサートの主催者の中島智乃さんと会ってお食事したり、パブGiggleのセッションに参加したりしたくらい。少し歩いた程度ですが三島は水の風景と古い建物が趣のある街です。

今回の旅行は出発してから体調が悪かったです。天候にも恵まれていません。
徹底的に風邪が悪くなったきっかけは13日のキャンプでしょう。

これでキャンプには懲りて、重たいだけのキャンプ道具を送り返してしまいました。今の所楽しむ余裕などなかったのですが、その中でも学びはありました。

⑴キャンプするならアウトドア目的で予定を組む。
日本ではキャンプできる場所がほとんどありません。それなのにキャンプ道具は量が多く、運搬するのにじわじわと体力を奪っていきます。キャンプ中に楽器やノートパソコンが盗まれる心配もあります。
キャンプをする前提なら、アウトドアを目的とした旅行ととらえてキャンプ場を回る行程を組んだ方が良いです
(当然、人里離れているためコンサートはできません)。

⑵コンサートと旅を組み合わせるなら自転車は不向き
自転車で1日8時間走って移動しライブする予定を組んでいると、今回の風邪のような体調不良や悪天候でも走らなくてはいけません。そのような状態では事故を起こす危険性が高まり、精神的に追い詰められて旅行を楽しめません。旅行の疲労や旅行中の練習不足もあり、品質を保証できないのならプロとしてはライブを入れるべきではありません。

⑶1日の走行距離の設定を30〜50km平均にする
今のように1日80キロ程度のペースで予定を組むと、10時に宿を出て18時の日没までに目的地につくということになりますが、それでは移動で精一杯で観光や寄り道などする余裕がありません。
道端にカフェや温泉があったからといって寄っている暇がないのです。これでは何が楽しいのかわかりません。
それらの時間をとるなら、30〜50km平均が適切です。

⑷自炊は便利
キャンプ用品を送り返した際に自炊道具も送ろうかと考えたのですが、これは意外と便利なので持っておくことにしました。旅行中は外食が中心となりますので、野菜が不足しがちです。ガスクッカーがあれば簡単な味噌汁や鍋物で野菜をとることができますし、コーヒーも沸かせられます。

⑸移動しながら仕事は可能
今回はシェアメイトの協力のおかげで、移動しながら普段通りの仕事を続けることができています。
具体的には輸入商品の受け取りや商品の転送をシェアメイトにしてもらっており、それ以外の業務はノートパソコンでホテルのwifiを利用して行います。銀行関連もネットで済みます。これによって、日本のどこに住んでも今の仕事が成り立つことが分かりました。これまで確信を持てなかったので大きな気づきでした。

以上のことから、今後、自転車旅行はホテルやゲストハウス、Airbnbを利用して、なるべく軽装備で、1日の移動距離を少なくするスタイルが自分には良いとわかりました。

さて、今後なのですが、北海道までと言っていましたが仕事のため旅行期間を5/11までに短縮することになり、さらに仕事で4/27-5/1まで一時帰宅することになったので、東京出発で動ける日数が10日しかなくなりました。これでは到底北海道など無理ですし、移動することが目的の旅ではないので、後半については行程を変えることになりそうです。移動距離よりも安全第一、楽しむことを大切にしたいと思っています。

明日は晴れていれば逗子まで箱根峠を越えて80キロ、雨天または体調が悪ければ自転車を三島に置いて電車移動します。晴れますように。

2017/04/16

自転車旅行の理想と現実

自転車旅行の理想と現実

自転車旅行6日目@名古屋に滞在中です。

滋賀県大津市→滋賀県東近江市→名古屋市と、3日かけて木曜日に名古屋に着きました。

自転車初心者で普段トレーニングをしていないので、平均時速10キロ(休憩含む)、朝10時から午後6時まで8時間走行で1日の走行距離を80キロと計算して予定を組んだのですが、初日からひどい暴風雨。くじけそうになりながらも
傘も差せないほどの風の中、京都から逢坂峠を越えて夜9時に大津に着きました。

ここのゲストハウスは中国人の女性がオーナーで中国語で会話を楽しんだり、相部屋の若いホルン奏者から親切にしていただいたり、大津在住ヴァイオリン奏者の天澤天二郎さんと食事したり、旅の楽しさに触れました。

2日目は予定していたキャンプ場に着くまでに日が暮れてしまい川辺でキャンプ。スーパーで買った野菜で鍋料理をしたり近くの温泉に行ったり楽しんだのですが、明け方にひどい寒さで目が覚めました。

ラジオをつけたら、この朝、氷点下近くまで冷え込んでいたそうです。慌ててパッキングして、早朝から鈴鹿山脈越え。荷物が重いので坂道がきつい!トンネルではトラックがかするように通り過ぎ、風圧で倒れそうになります。

途中素敵なカフェに寄ったり、景色を楽しみながら名古屋のゲストハウスに着いたのは夜7時。

この時、ひどい悪寒・関節の痛み、喉の痛み、鼻水を発症し、どうやら風邪をひいたことがわかりました。しんどかったのですが、身体をひきずるようにしてフィドルの小松大さんと山本哲也さんのライブを見に行きました。

翌日金曜日は毎月の名古屋の講座。体調最悪でしたが、なんとか朝から夜までレッスンしました。

土曜日はハープ奏者の大橋志麻さんのコンサートのゲスト出演@春日井市カレドニア、晩はガイタ(バグパイプ)奏者のKojikojimohejiさんのソロCD発売コンサートを観に行きました。日曜日の今日は昼に浜松でレッスンとアイリッシュ・セッション、夜は豊橋でリコーダーのアンサンブルの見学(自転車を名古屋において電車移動)。

出発前のイメージはぶらりと素敵なカフェに寄ったり観光地を見学したり、旅人との出会いを
楽しみながら旅行するイメージでしたが、1日80キロとなると、移動だけで必死です。

Mac Bookを持ち歩いて通常通り楽器店や制作の仕事をしながらの旅ですので、午前中は仕事をして、出発が昼過ぎになると、時間との戦いで日没まで目的地に着くように必死に漕ぎます。1日の移動距離がせめて50キロくらいだと余裕があります。

それから、春に軽装備でキャンプは危険!もう野宿はこりたので、重たいだけの野営道具を送り返して、今後はホテルを利用しながら、軽装備で進みます。

名古屋に3日滞在して疲れが取れ風邪から回復してきたので、明日から自転車旅行再開です。今週末には逗子、三島でhatao & namiのコンサートがありますので、それまで約360キロを5日かけて進みます(1日平均70キロ)。

このルートは山岳地域がないので、少しは楽だと良いな。

とりあえずの予定です。もし夜に会いたい方がいましたら、ご連絡ください。

月曜日 豊橋市宿泊
火曜日 浜松市宿泊
水曜日 焼津市宿泊
木曜日 三島市宿泊
金曜日 逗子市宿泊

2017/04/12

ケルトの笛チャリ旅 2日目

ケルトの笛チャリ旅 2日目

自転車で宝塚から札幌に帰省する挑戦をしています。期間は5月16日までの35日間。ゆく先々でライブやレッスンをしながら、Mac bookで普通に仕事をしながら旅ができるかどうかという挑戦でもあります。

昨日は初日から暴風雨の中、予定通り出発。きつい雨と風の中を走るのはめちゃくちゃ面倒くさかったですが、金曜朝には名古屋でいつものレッスンがあるので、木曜日には名古屋に着いていなければいけません。出発を延期はできないので心を奮い立たせて出発しました。
 

途中、友達の家に寄ったり奈未さんの家で昼食を頂いたりしているうちに箕面を出たのは午後2時。
そこからひたすら走りました。初日の宿は滋賀県大津市、70キロ。全身レインコートで、傘も差せない風の中、足がずぶぬれになりながらペダルを踏みます。
 
 

途中、コンビニで休憩したりしつつ、大津に着いたのは夜9時すぎ。大津在住のヴァイオリニストの天澤さんと久しぶりにお会いして夕食と飲みをご一緒しました。


 
宿は「ゲストハウス華」。オーナーの方はどうやら中国人っぽい女性で、中国語で会話しました。韓国の兵役中の男子4人、東京からオーケストラの受験に来たというホルン吹きの若い男性との相部屋で、こちらでも深夜まで飲みました。韓国人の礼儀正しさや目上への態度の良さはいつも感心します!



今朝は宿から湘南のFMラジオ「湘南ビーチFM」に電話出演、22日のコンサートの宣伝をしました。Mac bookでいつも通り1時間仕事をして、これから出発です。筋肉痛はそれほどひどくありませんでした。

今夜は、名古屋との中間地点60キロにある、永源寺キャンプ場に投宿します。4月から開いているキャンプ場は珍しいです。今回はキャンプ道具や炊事道具も積んでいますが、正直重いうえに、キャンプする機会もほとんどなさそうなので送り返そうかと思っていましたが、早速活用できて嬉しいです。

これからの予定です。
今日 永源寺キャンプ場

13日(木) シャムロックでフィドル奏者の小松大さんのライブを観る。名古屋市宿泊

14日(金) 名古屋市でレッスン。名古屋市宿泊

15日(土) 愛知県春日井市でハープ奏者の大橋志麻さんのコンサートに出演→ガイタ奏者のKojikojimoheji君のCD発売記念コンサートを見る。名古屋市宿泊

16日(日)朝に浜松でレッスン(電車移動)、夕方に豊橋でレッスン。豊橋市でギター奏者のいがりまさしさんと会う。

17日(月)浜松に移動。
22日(土)に逗子でコンサート、23日(日)に三島でコンサート。
そのあとは東京に向かいます。

ピンと来たかた、ご連絡ください!












2017/04/05

オンライン楽器通販店Celtic Musicのトラブルについて

インターネットでティン・ホイッスルなどを販売する楽器店Celtic Music http://celticmusic.jp/ に商品を注文したが届かず、連絡もつかないというご報告が、お客様を通じて当店に届いております。

当店にも、注文した楽器が届かないがどうなっているのかというお電話やメールをこれまで2回頂いており、詳しく確認するとCeltic Musicで購入したものだったということがありました。
また、Twitterで同様の被害に遭われた方を少なくとも2名は確認しています。

今回お客様から詳しい事情を伺い、事態が想像よりも深刻であることを重く受け止め、同じ通販店でケルト音楽に関わる当店の立場として、この問題に対処することといたしました。

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[状況]
通販サイトを通じて銀行振り込みで代金を支払ったにもかかわらず、1か月待っても商品が届かない。入金確認も届かず、連絡フォームを通じて連絡を試みるが返信がない。

[対応]
消費者生活センターで相談をした
これまでのメールのコピーや送金の記録を持参して担当者と面談したが、電話番号がなく実在も分からない会社なので、何のアクションもとれないと対応された。

その後、Celtic MusicのFacebookに2016年の7月と8月に同様に「指定口座に代金を振り込んだのに商品が届かない。いつ発送なのか?それとも返金してくれるのか?」という書き込みがあったが、Facebookは更新されていない。

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ケルトの笛屋さんでは、同様の被害に遭われた方からの情報提供を募集します。
被害状況を把握しとりまとめ、消費生活センターへの相談、警察への被害届の提出を通じてこの問題の根絶に取り組む所存です。

心当たりのある方は info@celtnofue.com までご一報ください。

2017/03/28

ギフトブック第二巻の紹介と寄付運営の難しさ

【ギフトブック第二巻の紹介と寄付運営の難しさ】

 ギフトブック第二巻がいよいよ今週入稿となります。大森ヒデノリさん、稲岡大介さん、namiさん、松阪健さん、僕による5人の演奏を収録したCD音源が出来上がり、本当に素晴らしい仕上がりで何度も聴いて、感激しています。

 このCD付き楽譜集は、より多くの人に伝統音楽に親しんでいただく社会貢献活動のひとつとして企画し、ギフトブック第一巻『ティン・ホイッスルを吹こう!』と同じく、3000部を寄付によって配布する予定です。

 アイリッシュの楽譜集といえばダンス曲100曲集のようなものがたくさん発行されていますが、一般の日本人にはまったくなじみがないものです。

 そこで僕のレッスンでは、「庭の千草」「グリーンスリーブス」のような聴きなじみのある曲から伝統音楽に親しんで頂くのですが、そのような有名曲ばかりを収録した伝統音楽の楽譜集は、海外にも存在しないようです。

 この楽譜集は、だれもが一度はCMやテレビドラマで耳にしたことがあるようなイギリス・アイルランドの伝統曲35曲を収録し、伝統音楽に親しんでいただくことを目的としました。笛のための楽譜集ではないので、フィドルやアコーディオンなどアイリッシュの楽器はもちろん、オカリナ、リコーダー、二胡などほかのジャンルの楽器でも楽しむことができます。

 付属CDには、今年開業する楽器店での取り扱い楽器の音色を聴いていただけるように、フルート、ピッコロ、ティン・ホイッスル、ロー・ホイッスル、オカリナ、リコーダー、2種類のバグパイプ、ハープ、ハンマーダルシマー、ピアノ、オルガン、フィドル、マンドーラ、ニッケルハルパ、コンサーティーナ、バウロンの17種類を演奏しました。

 この本を通じて、多くの方と音楽の喜びを分かち合えることを楽しみにしています。

 さてギフトブック第一巻は10,000冊を配り終え、重版分から、無償から寄付制(送料こちら負担の後払い)に移行したのですが、現状だれ一人として寄付金を支払っていただいていないのです。

 日本には寄付という文化が根付いていないので予想はしていましたが、第二巻も同じ状況になるのではと危惧しています。この本でお金儲けをすることは考えていませんが、少し悲しくなります。

 この本は自分の作品の中でも需要が高い企画だと思いますが、販売すれば売れそうなものを寄付制にするのには、強い思いがあります。

 ティン・ホイッスルはかつて、階級社会であったイギリスでお金のない庶民の間で広まった楽器で、今でもその手軽さが魅力です。
 
 今の日本は給料は下がり続け、社会保険料は上がり、多くの子供や若者や女性が貧困にあえいでいます。そんな状況の中でも音楽に希望や喜びを見出して人生を輝かせてほしいという願い、そして、ケルトの笛屋さんという企業活動を多くのお客様に支援して頂いていることへの感謝の気持ちから、できるだけ多くの人に、金銭的な負担にならずに音楽の喜びを届けたいと思っているのです。

 ですから数百円でもよいですし、余裕があって志に共感して頂ける方は数千円でもよいですし、それぞれの生活の事情に合わせてこの本の価格を決めて頂き、活動を支援して頂きたいと思っています。

 しかし、先に商品を手に入れてしまったら寄付のことなど忘れてしまうという気持ちもよくわかります。

 良い寄付のシステムについて、何か良いアイデアがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。

  今のところ、参考価格を決め、申し込み時点でいくらでもよいので寄付額を決めて頂き(後払いも選択可)、その金額が振り込まれたら発送するような仕組みに変えようかと考えています。

2017/03/23

ティン・ホイッスル職人 Mike Burkeとの会話

以下は2017年3月のアメリカのティン・ホイッスル職人Michael Burkeさんとのメールのやりとりです。ティン・ホイッスル作りにかける情熱と誠意が伝わってきます。みなさんとシェアしたいと思います。

Mike:
私のティン・ホイッスル製作においては、すべての段階で協力してくれるスタッフがいるが、ヴォイシング(音色作り)作業だけは自分でしている。
ヴォイシング作業は習得が難しく、また才能も要る。そんな才能に恵まれた人でさえ教えるのに何年もかかるんだ。私には20年以上の経験があるが、まだ学んでいる。ティン・ホイッスル製作において私はデザインをよりよくし、工房の職人に作業を分担できるように教え、私自身が最後のヴォイシングに集中できるように心がけている。

hatao:こんなにも精巧なティン・ホイッスルを作るのはとても難しいことは想像できます。ヴォイシングはもっとも重要な箇所ですしね。
先日10年前と現在のBurke low whistle F管を比較する機会がありまして、現在のものは、くちばしの部分が少し長くなっていることに気が付きました(また、チューニング・スライドのスリットの位置も変わっていました。)絶えず進化しているのですね。まさに、トヨタ自動車のKaizenの価値観ですね。

Mike:多くの改善はあなたのように良い演奏家を除けばほとんど誰にも気付かれないほどのものだよ。ほかのホイッスル製作者と自分とを分けるのは、彼らは一度良いコピーを作ったらほとんど変更せずに作り続けるが、私は数十万円の投資をして新しいアイデアを試すことだ。時としてうまくいかないこともあるが、それで失うのは自分のお金だけだ。
有名なバスケットボール監督にジョン・ウッデンという人がいる。彼は10NCAAのチャンピオンを取ったが、2位よりも2倍もの得点差をつけた。彼は選手たちに、選手としての気質や高潔さを身に着け、最高のプレイを求め、日々改善するよう絶えず努力するように指導している。
彼が選手に言う有名なモットーは、「毎日を最高の作品にせよ」だ。
それは到達地点についての話ではなく、昨日の成果は過ぎた過去であり、今日は昨日より良く、明日は今日よりもさらに良い結果を求めよう努めるということだ。
それを落ち込ませる考え方だという人もいるが、私にとってはそれが人生であり、毎日工房に向かう理由だ。
音楽家として、君は紙に書かれた音符はただの図であり音楽そのものではないと分かっているだろう? 音楽は生きもので、そこに情熱や愛がなければ空虚となり、それを聴く観客には伝わるものだ。観客はどこが悪いと言うことはできないが、音楽が生きていないことは分かるのだ。私が改善をする理由はそれだ。
素晴らしい音楽家の手が生きた音楽を奏でるための道具を作るのは喜びだからね。第二便の商品は今日出荷したよ。明日にはその次の楽器を出荷するよ。

敬具 マイク

2017/02/22

人見知りを克服したい話


[人見知りを克服したい話]

[人見知りを克服したい話]

 先日19日大阪でケルト・北欧音楽の楽器交流会を開催し、70名の方にお集まりいただきました。

 発表会でも講習会でもなく、交流会。目的は、日ごろ出会うことがない異なる楽器の人とつながる機会を提供することです。

 クイズやチーム対抗ゲームなど楽しいレクリエーションの時間も取って、とても楽しい時間を過ごしました。

 この規模の交流会は初めてなのでいろいろと不手際がありましたが、みなさんの協力的な姿勢や団結力に救われました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございます。

 僕は交流会やパーティを主催するのは実はけっこう好きで、それは人が楽しむ場所を提供したり、喜ぶ顔を見るのが楽しいからです。でも自分自身はパーティに参加するのは大の苦手。居場所がない気がして、すぐに帰りたくなります。

 もともと人見知りな上に団体行動やチームワークが苦手な性格なのですが、裏方であれば楽しめるのです。

 僕の人見知りは生来のものです。

 誰かが話しかけてくるのは嫌ではないし、問題なく会話もできますが、自分から話に行くのは、自分のライブのお客様であってもすごく恥ずかしい。ライブに来て下さる方なら、僕のことを知っていて、興味があるのは当然なのに、それですらダメなんです。お客様はさみしく思っているかもしれませんね…。

 最近は世の中が便利になりすぎて、会話なんて一切しなくても生活できるようになりました。外国ではスーパーの列とかで意味もなく話しているシーンをよく見ますが、日本ではありえないでしょう。

 僕は旅行が好きなのですが、インターネットが今のように便利でなかった頃は旅先でわからないことがあれば人に聞くしかありませんでした。そうでないと不便だったり危険な目に遭う可能性があるから、シャイだとか言っていられないのです。

 でも、今はスマホがあればなんでも調べられます。決済もカードや電子マネーでできます。外国に行っても、一人とも会話せずに済ませられます。だから僕は海外でもずっとスマホばかり見ています。

 でもこれって、もったいないことだと思いませんか?
 なんか、家にいるのと変わらなくないですか?

 知らない人に話しかけると、いいことが起きることは、経験上よく知っています。楽しい時間を過ごしたり、何かに誘ってもらったりすることもあります。
 
 幸せって、人との関係の中で感じることができるんです(by 奈未さん)。仮にお金があって、仕事が大成功していても、孤独だとつまらないですよね。

 だから、アラフォーにして、この性格を行動によって変えたいと思います!

今年は旅をたくさんします。

旅行中は必ず、1日1人、知らない人に話しかけること。

つまらないことかもしれないけど僕には大きな一歩なんです。

みなさんは、どうですか?
知らない人に話しかけられますか?

2017/02/11

2/15 テレビ出演のお知らせ

マレーシアから帰国後にとても忙しく、ブログの更新が止まってしまっていましたが、元気にすごしております。

さて、突然なのですが、来週の水曜日15日に、BS放送局の「BSジャパン」の深夜番組「おんがく交差点」に出演させていただくこととなりました。

「おんがく交差点」は毎週水曜日の深夜23:30から放送している30分の音楽番組で、春風亭小朝さんとヴァイオリニストの大谷康子さんが司会です。

これまでにアコーディオンのCobaさん、尺八の藤原道山さん、 ギターの押尾コータローさんなど、いずれも第一線でご活躍中のベテラン演奏家の方ばかりが出演しており、光栄にも私を指名くださいました。

実は収録日として提案くださった日がちょうどマレーシア旅行のさなかに重なっており、日程を変えることはできないかもしれないとのことで、チケット捨てて取り直し、帰国の翌日に収録のために日帰りで東京に行ってまいりました。何もない旅行期間中だったのは、かえって幸運だったかもしれません。

さて、番組内ではハープの奈未さんと2曲演奏しているほか、大谷康子さんともご一緒させていただきました。トークのシーンでは、笛のご紹介をしたり、伝統音楽について語っています。もしBSがご覧になれる方は、ぜひごらんください(どんな風になってるのか、ちょっと怖くもありますが)。

http://www.bs-j.co.jp/official/kousaten/

2017/01/18

幸せとお金・時間・仕事について

「幸せとお金・時間・仕事について」

昨年11月に38歳になった日に自分が人生の「中年」を生きていることを自覚しました。中年といえば健康や家庭や仕事などの色々な悩みも多い年頃。

これから先の人生を、より幸せに生きるには、どうしたら良いかと考えて、11月から生活習慣の見直しをはじめました。それについては、これまでの投稿で書いたとおりです。

この2カ月、本やyoutubeで健康的な生活、病気予防、 ストレスの対処方、目標達成、学習などさまざまなことを学び、日々の習慣に落とし込んできました。

健康や学習を習慣化するのは意外と簡単でした。ヨガやスムージーや掃除など毎朝のルーチンは、2カ月もやっているとほとんど意識しなくても身体が動いたり、しないと気持ち悪いと感じるようになりました。しかし、その反作用も出ました。

旅行中やコンサートが何日も続く日は、スケジュールが不規則になったり、自分の意思では時間をコントロールできなくなります。そのために決まった習慣が継続できないことがものすごく苦痛に感じられるようになったのです。未達成のことが気になって仕方なく、それが続くと胃がシクシクする感覚を覚えるようにまでなりました。健康のためにやっているのに、これでは本末転倒です。過剰適応です。

新たなことを習慣化する秘訣は「完璧主義にならないこと」だそうですが、出来ない日があってもイライラしないようにしたいものです。今の習慣は長い目で見ると健康増進や学習に大きな成果を生みそうなので、このまま気長に継続していくつもりです。

この2カ月を振り返り自分が幸福だったと思えるのは、ほとんど予定がなく、一日の大半の時間を自分でコントロールできる日でした。そういう日はゆっくり練習したり、料理したり、散歩したり、語学の勉強をしたりと本当に楽しく充実感を味わいました。

反対に、仕事に続く仕事で4日も家に帰らないような日は未返信のメールがたまり、to do listがとめどなく伸び、洗濯物がたまり、部屋が荒れ、ものすごいストレスでした。仕事もお金をかせぐことも好きですが、ほどほどにしないと幸福度が下がることに気づきました。

多忙は本当に罪悪です。多忙になると仕事の品質が下がり、健康や身だしなみに気を付ける時間が減り、人に対してなおざりになり、疲労やストレスを紛らわせるために散財したりお酒に頼ったりします。すると生活が荒れて悪循環に陥ります。

自由な時間と引き換えにお金をたくさん稼ぐよりも、自分の自由になる時間をできるだけ確保し少数の質の高い仕事ができる方が断然よいです。

毎日のように色々な人と色々な場所で異なる曲を演奏をする音楽家がいます。昔はバリバリ活躍する音楽家の典型のように感じ憧れやうらやましい気持ちもありましたが、自分にはそれは無理だと悟りました。

1つ1つに丁寧に準備ができませんし、自分はストレスと過労で1週間もやればボロボロになりそうです。

しかしトップの音楽家ほど、実はそんなに器用にいろいろなことを同時に手出しせずに、いつも同じ曲を、しかもものすごい高い精度で演奏していたりするものではありませんか?

自分に向いているのは、数が少なくとも、自分にとってその時の一番いいと思える相手と、自分が一番いいと思える音楽を、自分が満足ができる水準で演奏をすることです。

あれもこれもやろうとせずに、同時にするプロジェクトを1つか2つにしぼり込み、そこに集中することで、ひとつひとつのアウトプット(ひとつのコンサートやレッスンや作品)の質を極めて高くなるようにしたいです。それが自分の考える活躍であり、仕事上の成功です。

自分なりの幸せな暮らし、質の高い仕事の仕方について整える期間はまだまだ続くことになりそうです。

2017/01/02

2017年の展望

皆さま2017年明けましておめでとうございます。

台湾からの帰国便で書いています。

今年は初めて海外で新年を迎えました。台湾はカウントダウンに花火に踊ったり歌ったりとお祭りみたいで賑やかでした。
日本の年越しは静かで厳粛な気持ちになりますが、僕は、気持ちが引き締まって皆が自分に向き合う日本のお正月がやっぱり好きです。

新年を迎えるにあたり、昨年を振り返り、今年の見通しをシェアしたいと思います。

まずは日頃から僕の活動を応援して、親しくお付き合いして頂いている皆さんに、心から感謝します。おかげで、昨年の人間関係は素晴らしい一年になりました。

健康面では無事故無違反、病気怪我なし、ストレスや悩み事なしで過ごせた幸運に感謝しています。

仕事面では、2月にタイのコンドミニアムで缶詰になり8割書き上げたアイリッシュ・フルート教本が帰国後にストップしてしまい出版できなかったことが本当に悔やまれます。一方でテイバーパイプ教本の販売と販売の拡大、アイリッシュ・フルートの販売の拡大を達成することができました。
笛屋さんの営業利益はお陰様で右肩上がりで、売上記録を毎月更新し続けています。
コンサートを少なく集中して完成度の高いものを提供し、また、レッスンを自分が大変にならない程度に少なく抑えたことには、満足しています。

音楽面では、hatao & namiとして日本各地へツアーをしたくさんの方に音楽を届け、3枚目のCDを完成させることができました(先行発売は2月5日開始)。このCDは本当に本当に素晴らしい作品になったので、他で少々未達成のことがあっても大変満足しています。
仕事の本分は後世に優れた作品(音楽や教材)を残すことであり、そこに生きる意味や達成感があると感じています。

経済面では、投資活動は一部の保有銘柄が大幅なマイナスになった精神的ショックのために1年間ほったらかしだったのですが、年末に保有銘柄が上向いて来たので今年は投資の学びを再開します。
支出としては家具は去年にまとめて買ったため大きな買い物もなく、旅行も北欧に行った2015年に比べて控えめで、3人のルームシェアで生活費を家賃・光熱費・食費全てで月5万円まで減らせたことで、生活費を稼ぐ必要がほぼ無くなり、精神的・時間的なゆとりが生まれました。

学習面では、中国語が台湾や中国でレッスンやコンサートをしたり普通に会話できる程度に上達したこと、バグパイプをコンサートで演奏できるようになったこと、台湾料理を習い始めたこと、宣教師の英会話に通うようになったこと。それから毎日本を読む習慣がつきました。

以上のことから、昨年に点数をつけるとしたら90点です。前妻と別居した2014年、離婚した2015年は苦労が多い年でしたが、去年はそれだけ大きく飛躍し、いままさに夢の人生を生きています。前妻の人生も上向いていることを祈るばかりです。

振り返りはここまで。以下は今年の予定、目標です。

予定としては1月にマレーシアで演奏とレッスン、2月に伝統音楽の交流会、3月にアイリッシュカーニバル第二弾、hatao & nami新譜CDと楽譜の同時発売、4〜5月に宝塚から札幌まで自転車旅行、5月にhatao & namiの韓国コンサート、6月に台湾で初のアイリッシュ音楽キャンプ開催、8〜9月はヨーロッパと初のアメリカ旅行、11月に京都で伝統音楽ショップの開店です。皆さまどうぞ応援ください。

出版関係では、hatao & namiの北欧曲集(CDと同時発売)、ケルト音楽無料ギフトブックvol.2、アイリッシュ・フルートの教則本、アイリッシュ・フルートの曲集、韓国語のティン・ホイッスル入門書を出版します。

目標としては、第一に「2017年を健康に生きること」です。何はともあれそれが達成できたら合格点。それ以外の目標は以下の通りです。

健康面の目標は、スムージーや豆食、瞑想、ヨガ、自重トレーニング、ウォーキングを習慣にすることで健康習慣の定着、交通無事故無違反、怪我病気なしを貫くことです。1人飲酒の禁止は継続中です。

人間関係の目標としては、親兄弟と会う時間を増やして思い出を作り温かい時間を過ごすこと、新しい質のよい出会いを意識すること、今自分にとって大切な人を大切に扱うことです。

仕事面では本の出版と楽器店を軌道に乗せることが最低限の目標で、できればhatao & namiの4枚目CDの製作に着手するか、それができなければ新たなCDを企画したいと思います。

ライフワーク面では、日本国内世界各国を旅して音楽で人と繋がり音楽の喜びを分かち合うこと、学びを深めること。旅をしながら執筆やレッスンやコンサートや笛屋さんの仕事できるようになることです。

学習面では、韓国語の学習を開始し5月の韓国ツアーまでにハングルの読み書きと日常会話ができるレベルに到達することと、5月からフランス語の学習をして7月までに旅行会話ができるようになること。50歳になったその日に6ヶ国語を自在に使い分けることができるという目標を立てました(あと12年あるので可能でしょう)。
英語と中国語も日常的に継続します。シェアメイトが台湾人になったので中国語は日常生活で学べるのではないかと期待しています。
ほか、ヨガ、瞑想、投資、経営、栄養学、台湾の健康料理、豆の利用、おいしいコーヒーやお茶の淹れ方については毎日の実践の中においてゆるゆると学びます。

経済面では、旅行と楽器店の仕入れにお金をたくさん使う年です。事業への投資を回収すること、金融投資利益率を上げること、不要な支出を減らし、自分の喜びのためではなく人の喜びのためにお金をより多く使うことです。家や車など大きな買い物の予定はありません。

今年1年で改めたい悪い習慣は、スマホ中毒、時間とお金の質の悪い使い方=浪費です。

今年初めて挑戦することは、韓国語学習、自転車で札幌まで行くこと、マレーシアでのコンサート、楽器店を開くことです。

最後に、今年のキーワードです。

インプットとアウトプットの生産性を高める。
優先すべきことを第一に実行する。
自分本来の人生を生きる。
できる限り自然に触れる。
毎日を大好きなことだけして過ごす。
未経験のことに日々挑戦する。
健康を増進させ、今より若くなる。
日々新たなことを学び、今より賢くなる。
経済的・時間的・精神的に自由になる。
愛、進化、成長、貢献、分かち合いを原則に生きる。

飛行機の窓から、飛行機の影を包む丸い虹が見えました。行く先が光に護られている気持ちになりました。

2017年が僕と皆さまにとって最高の1年になりますように。